―では順に伺います。「やりたいことに見合った価格」とは?
大河内社長:「何を目処にIT投資を考えるか」ですが「積算担当1人分」や「現在、積算にかかっている人件費コスト」「設計事務所に依頼している図面作成費」などを考えて、「月数万円でこれだけの内容の事をやってもらえる人がいるのか」を考慮しました。しかしあまりにも費用が高額だと情報投資として腰が重たくなるという事はあると思います。
―「設計よりも積算機能を重視」とは
山田部長:本当に忙しい時なんかは図面は外注(設計事務所)できますが見積りは外注できないのでやはり積算を重視しました。SUNCADはカラーではありませんが図面がシビアにでるので本設計にも使えるし、もちろんハウスメーカーで使われていた積算システムなので実践的なノウハウを持っていると感じました。
―実践的なノウハウがあるというのはどのような時に感じましたか。
山田部長:SUNCAD検討時に自社のプランを積算してもらったんですが拾った数字がほぼピッタリだったんですよ。それから導入時にそれまで提出していた見積書を数枚、持って帰ってもらい、大河内工務店オリジナルの積算マスタを作ってくれたのですがとても正確だったんです。建築業界の知識はもちろん現場の流れなどがわかっていないとまず、できないと思うんですよ。それに驚きましたし、導入が非常にスムースにできました。後で他社に聞いたら「自社オリジナルの単価入力などのメンテナンスは通常、百万単位でかかった。」との事ですのでさらにびっくりですね。
―「操作が簡単」とは
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山田部長:パソコンのキーボード操作がほとんどいらないので、メニューの意味さえわかればすぐに使えると思いますよ。
今はひとつの物件につきプランニングに1日〜2日かけ、入力自体は2時間程度でできます。単価の変更なども簡単にできるので助かっていてプランに時間がかけれるようになりました。
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―「積算の精度が高い」とは
山田部長:見積りが短時間でできるだけでなく概算で出した金額がそのまま本見積りで使えるくらい細かく出せます。
プランを考えながら、「こういう場合だったらいくらになるのか」という事がボタンひとつでわかりますから金額を確認しながら提出するプランを練ることができるんです。これが便利ですね。
―「導入の手間がかからない」とは
大河内社長:最初に積算の根拠や自社オリジナルマスタの入力を全て自分で打ち込まないといけない内容だといつ稼動するかわからない。専任で入力できるスタッフがいるわけではありませんからなおさらそこが不安でした。SUNCADの場合、先ほど山田がお話したようにオリジナルマスタ作成や単価入力を知識のある方が手伝ってくれるのでSUNCADを導入する事を決断したわけです。
■ 「お客様の満足度があがった」「経営判断のひとつの指標になった」 |
―6年間、SUNCADを使い続けてどのような効果がありましたか。
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山田部長:最初は見積もりに1日ぐらいかかっていましたが今は2時間とスピードがあがっているし、プランにかける時間が大幅に増えています。その分、プラン提案に対するお客様の満足度があがっていると思いますね。
大河内社長:時間的な効率が上がったことはもちろんあります。加えて定期的に単価を見直す習慣が出来た事によって利益率の改善ができているし、社員が経営的な意識を持つようになりました。個別の材料がどうではなくて全体をみれるようになるので経営判断のひとつの指標になっていると感じます。
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―最後にSUNCADに対する要望などがありましたらお聞かせ下さい。
山田部長:〜太陽光パネルがカンタンに屋根にのっけて積算できればいいよね。
SUNCAD担当者:〜実はいま社内で検討しているんですよ・・・。もうしばらくお待ち下さい。
先日、山田さんから頂いた「ウォークインホームで作ったデータをそのまま使えるようにしたい。」というご要望は今回できるようにしてあります。
これからもほんのちょっとのことでもいいので疑問などがありましたらいつでもご連絡下さいね。
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