建築業向け積算システム「【新築・増改築・マンションリフォーム】積算ソフト/工事 台帳の開発・販売」

トップページシステムの特徴導入事例よくあるご質問資料請求企業情報
SUNCADシステム シリーズ
新築住宅用建築積算ソフトリフォーム用建築積算ソフト
その他お役立ち情報
他社システム連携
販売店一覧イベント・展示会情報地元工務店 応援団サイトマップ訪問デモ申込み|その場で入力〜見積り印刷までご覧になれます。お急ぎの新築・リフォーム見積り物件をお持ちの方はお試し頂くと内容がよくわかります。

受注に失敗しない住宅コスト研究|見積りする前にまず必見!

 トップページ導入事例>お客様に聞く 大河内工務店様の導入事例




大河内工務店様は大工さんの技術と自然素材を使ったこだわりの木の家を扱っている地元の工務店さんです。商品シリーズというのはなく完全な注文住宅で1棟1棟施主の想いが込められた家です。そんな中、「見積もりにかかる時間を改善したい」という事で検討を重ねた結果、2004年にSUNCADを導入され現在もフルに活用されています。
「全て注文住宅という環境の中、なぜ導入を検討するようになったのか」また「どんな基準で業者を選定したのか」「導入によって得られた成果は」など大河内工務店の大河内社長(写真中)設計の山田部長(写真右)のお二人に詳しくお伺いしました。写真左はサンネックス担当の中川です。 

 
 もくじ
   
   1. 「人口6万人の田園風景の広がる町にある人が集まる工務店」
   2. 「これ以上、見積りに時間をかけるわけにはいかない」
   3. システム選定の基準
   4. ポイント(1)「やりたいことに見合った価格」
   5. ポイント(2)「図面作成よりも積算機能を重視」
   6. ポイント(3)「操作が簡単」
   7. ポイント(4)「積算の精度が高い」
   8. ポイント(5)「導入の手間がかからない」
   9. 「お客様の満足度があがった。」「経営判断のひとつの指標になった」
  10・ SUNCADへの要望など




 ■ 「人口6万人の田園風景の広がる町にある人が集まる工務店」


―大河内工務店について教えてください。


大河内社長:香川県三豊市で新築、リフォームの設計施工を行っております。1951年に父(現在は会長)が創業し、現在までに大工の建てる自然素材の家を1441棟手がけております。「地域のみんなが幸せになるような日本一気持ちの良い工務店を目指そう」と決め、7年前に本社事務所と地域の交流スペースを兼ねた「大工館」を4年前には30年以上活躍した倉庫を建て替えてカフェ・ギャラリーをオープンさせました。

このようなスペースを活用して園芸・パン作り・水彩画など17のカルチャースクールを開催し約100名の地域住民の方に楽しんで頂いております。また夏祭りや婚活パーティ、ソフトバレーボール大会などさまざまなイベントを通じて年間約12000人の方が来場されるようになっております。現在スタッフは正社員が4人・パート、契約3名で2009年は新築を22棟受注しています。


カフェ木きん堂。ゆる〜い感じが好評です。


事務所兼地域のコミュニティスペースの「大工館」
 ■ 「これ以上、見積りに時間をかけるわけにはいかない」


―SUNCAD導入を検討するようになった経緯を教えてください。

大河内社長:とにかく見積りに時間がかかるので困っていたんです。システムを導入する以前は、協力業者さんから見積りを集めそれが約1週間、そこから足りない部材拾い出すのに2日〜3日はかけていました。プラン変更のたびに技術者が積算作業に追われていて、これが本来の工務店の姿ではないと感じていたんです。



―なぜ、「時間がかかるとまずい」わけですか。



大河内社長:当然、お客さんへ見積もりを提示するスピードが遅くなるという事はあります。しかし、私たちはそれよりも「見積もりを作成する」という単純作業に時間を取られたら本来、お客様のために使う時間が少なくなるということなんです。
私たちは全員で7名というスタッフですので本当に重要なところ、例えば「プラン」をしっかり考え、提供することができないとお客様の満足できるような家は提案できません。付加価値の高い部分に力を配分できるようにしないと私たちの強みが発揮できないわけです。

 
 ■ システム選定の基準


―実際にはどのような基準で積算システムの導入を検討されたのですか。

当時、3社のソフトを検討したのですが以下のようなポイントで考えました。


基準1 やりたいことに見合った価格


たくさん、機能はあるけど費用が高額というのは私たちには合わないと考えていました。それよりも「要望する機能があって価格は適正な範囲で」という事です。


基準 2 図面作成よりも積算機能を重視


「見積もりに時間がかかる」という事に困っていたので積算システムの性能を優先して考えました。検討した中の1社であるA社は短時間できれいなイメージパースが作成でき積算機能も付いているシステムでしたが「実務レベルの積算機能」にほど遠い内容でした。


基準 3 操作が簡単


私たちは何日もPCの前に座るというような事はできないしパソコンに熟知したスタッフが揃っているわけではありません。以前、導入を検討したことがあるB社のソフトは図面が精巧にかけるのですがその分、ある程度のPCスキルがないとなかなか習得できないという事でした。だから操作性のよさは必要でした。


基準 4 積算の精度が高い


手で拾った時の数値に近くないと導入しても使えないし逆に時間がかかることにもなるので詳細な拾い出しができる事は特に重要でした。

基準 5 導入の手間がかからない。


これまで話を聞いた積算システムは最初の入力が詳細なものが必要なケースがあり、それだけでかなり時間がかかるのですぐに使える状態になるかどうかは決め手でした。


―先の基準で考えるとSUNCADはどういう点が優れていたのですか。


 ■ ポイント(1)「やりたいことに見合った価格」


―では順に伺います。「やりたいことに見合った価格」とは?

大河内社長:「何を目処にIT投資を考えるか」ですが「積算担当1人分」や「現在、積算にかかっている人件費コスト」「設計事務所に依頼している図面作成費」などを考えて、「月数万円でこれだけの内容の事をやってもらえる人がいるのか」を考慮しました。しかしあまりにも費用が高額だと情報投資として腰が重たくなるという事はあると思います。




 ■ ポイント(2)「設計よりも積算機能を重視」



―「設計よりも積算機能を重視」とは

山田部長:本当に忙しい時なんかは図面は外注(設計事務所)できますが見積りは外注できないのでやはり積算を重視しました。SUNCADはカラーではありませんが図面がシビアにでるので本設計にも使えるし、もちろんハウスメーカーで使われていた積算システムなので実践的なノウハウを持っていると感じました。


―実践的なノウハウがあるというのはどのような時に感じましたか。

山田部長:SUNCAD検討時に自社のプランを積算してもらったんですが拾った数字がほぼピッタリだったんですよ。それから導入時にそれまで提出していた見積書を数枚、持って帰ってもらい、大河内工務店オリジナルの積算マスタを作ってくれたのですがとても正確だったんです。建築業界の知識はもちろん現場の流れなどがわかっていないとまず、できないと思うんですよ。それに驚きましたし、導入が非常にスムースにできました。後で他社に聞いたら「自社オリジナルの単価入力などのメンテナンスは通常、百万単位でかかった。」との事ですのでさらにびっくりですね。




 ■ ポイント(3)「操作が簡単」


―「操作が簡単」とは


 

山田部長:パソコンのキーボード操作がほとんどいらないので、メニューの意味さえわかればすぐに使えると思いますよ。
今はひとつの物件につきプランニングに1日〜2日かけ、入力自体は2時間程度でできます。単価の変更なども簡単にできるので助かっていてプランに時間がかけれるようになりました。

 


 ■ ポイント(4)「積算の精度が高い」



―「積算の精度が高い」とは

山田部長:見積りが短時間でできるだけでなく概算で出した金額がそのまま本見積りで使えるくらい細かく出せます。
プランを考えながら、「こういう場合だったらいくらになるのか」という事がボタンひとつでわかりますから金額を確認しながら提出するプランを練ることができるんです。これが便利ですね。




 ■ ポイント(5)「導入の手間がかからない」


―「導入の手間がかからない」とは

大河内社長:最初に積算の根拠や自社オリジナルマスタの入力を全て自分で打ち込まないといけない内容だといつ稼動するかわからない。専任で入力できるスタッフがいるわけではありませんからなおさらそこが不安でした。SUNCADの場合、先ほど山田がお話したようにオリジナルマスタ作成や単価入力を知識のある方が手伝ってくれるのでSUNCADを導入する事を決断したわけです。




■ 「お客様の満足度があがった」「経営判断のひとつの指標になった」


―6年間、SUNCADを使い続けてどのような効果がありましたか。

 

山田部長:最初は見積もりに1日ぐらいかかっていましたが今は2時間とスピードがあがっているし、プランにかける時間が大幅に増えています。その分、プラン提案に対するお客様の満足度があがっていると思いますね。

大河内社長:時間的な効率が上がったことはもちろんあります。加えて定期的に単価を見直す習慣が出来た事によって利益率の改善ができているし、社員が経営的な意識を持つようになりました。個別の材料がどうではなくて全体をみれるようになるので経営判断のひとつの指標になっていると感じます。

 



 ■ SUNCADへの要望など


―最後にSUNCADに対する要望などがありましたらお聞かせ下さい。

山田部長:〜太陽光パネルがカンタンに屋根にのっけて積算できればいいよね。

SUNCAD担当者:〜実はいま社内で検討しているんですよ・・・。もうしばらくお待ち下さい。
先日、山田さんから頂いた「ウォークインホームで作ったデータをそのまま使えるようにしたい。」というご要望は今回できるようにしてあります。

これからもほんのちょっとのことでもいいので疑問などがありましたらいつでもご連絡下さいね。




 本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

 

 【 大河内工務店様がお使いのSUNCADシステム】
SUNCADーULTRA・W
SUNCADーULTRA・Wリフォーム 

 株式会社大河内工務店様WEB

※ 取材日時 2010年5月
※取材記事制作 WISHパートナーズ 赤木浩二 
 


 
導入事例へ戻る | トップページへ戻る
   Copyright(C) 2007. Sunnex Co.,Ltd. All rights Reserved.