トップページ>受注に失敗しないための住宅コスト研究
|
まず初めに |
当ホームページをご覧いただき有難うございます。
住宅不況といわれる昨今、低予算化するお施主様の
ニーズにどう答えるか、お悩みの住宅ビルダー様もお
られるのではないでしょうか?
近ごろは「35坪の家をこみこみ1400万円で建てたい」など
お客様から費用の指定がある商談が当り前になっており
工務店様の「積算力」が受注を左右すると言っても過言
ではない時代 になっています。 |
「受注に失敗しないための住宅コスト研究」では、同仕様で同規模の住宅のコストが、階数を変えたり、
モジュールを変えたりすることによって、どのように変化するのか、また、総2階矩形の建物と不整形2階
の建物では、どのくらいのコスト差が出るのか、あるいはまた
同じ間取りの場合で、切妻と寄棟あるいは片流れはどの程度
の価格差があるのか、天井を高くしたらどのくらい価格が上昇
するのか、
等々、住宅のコストの本質を探るためには、いろいろな角度から
シミュレーションを試み、これを詳細に分析し、データの言おうと
していることを的確に把握することで、受注に必要な「積算力」
アップに繋げていただければと思います。
|
|
「受注に失敗しないための住宅コスト研究」は
建築雑誌でも多数記事掲載がある鹿児島県在住 一級建築士
中村政廣先生の木造建築コスト研究(著)をもとに、いろいろな角度から
プランと建築コストの比較検討を試みます。
*プラン・単価データは雑誌掲載時(1997年)に作成されたものです。
経年で古い積算データになりましたが、できるだけ早く最新データに更新する
つもりでいます。ご了承ください。
|
検証に使用するプランについて |
平面計画|総2階矩形の建物|極力シンプルでオーソドックスな間取りにしました。
平面計画|不整形2階の建物|比較するのに良いように思い切って凹凸の多い不整形の建物にし
間取りの構成は総2階矩形の建物と同じになるようにしました。
構造計画|総2階矩形の建物|矩形の建物であるため構造もシンプル設計にしています。
構造計画|不整形2階の建物|価格の比較をするためにあえて不整形にしているため構造上多少
無理があるかもしれません。
|
*こちらに掲載のプラン・単価データは雑誌掲載時(1997年)に作成されたものです。
|
検証開始 |
各項目ごとにコスト検証を行っています。インディックスの『検証はこちら』よりお入りください。
|
【平面形状】
検証はこちら |
矩形と不整形の建物のコスト比較
○ 経済的な設計についての基本的な考え方
○ 比較のポイントと問題点
○ 各プラン(間取り)作成のポイント
○ 予想されるコスト変動の要因
○ 分析データ&考察(1)
・ 基礎工事
・ 木工事
・ 屋根・樋工事
・ 外装工事
○ 本体工事分析データ(建物単価)
○ 本体工事分析データ(工事項目別見積書)
|
【階数別】
検証はこちら |
平屋建・2階建・3階建のコスト比較
○ 経済的な設計についての基本的な考え方
○ 比較のポイントと問題点
○ 各プラン(間取り)作成のポイント
○ 予想されるコスト変動の要因
○ 分析データ&考察(1)
・ 基礎工事
・ 木工事
・ 屋根・樋工事
・ 外装工事
○ 本体工事分析データ(建物単価)
○ 本体工事分析データ(工事項目別見積書)
|
【モジュール別】
検証はこちら |
2階建のコスト比較
○ 比較のポイントと問題点
○ 本体工事分析データ(建物単価)
○ 本体工事分析データ(工事項目別見積書)
|
【屋根形状】
検証はこちら |
寄棟 VS 切妻 VS 片流れ
○ 比較のポイントと問題点
○ 予想されるコスト変動の要因
○ 部材の変動結果とその分析
|
【屋根勾配】
検証はこちら |
45/100 VS 60/100
|
【軒出寸法】
検証はこちら |
750 VS 600
|
【外壁】
検証はこちら |
外壁・開口部
|
【天井高さ】
検証はこちら |
2400 VS 2800 VS 3000
○ 比較のポイントと問題点
○ 予想されるコスト変動の要因
○ 部材の変動結果とその分析
|
【和室・洋室】
検証はこちら |
和室 VS 洋室
|
【間仕切り】
検証はこちら |
間仕切り増設
|
【耐震性とコスト能】
検証はこちら |
2階建4タイプのコスト比較
○ 在来工法の耐震設計についての基本的な考え方
○ 分析データ&考察(1)
・ タイプ別耐震性能
・ 本体工事分析データ(建物単価)木工事
・ 本体工事分析データ(工事項目別見積書)
|
|
コスト検証の結果より |
データとしてはかなり古いものになってしまいましたが、
今まで経済設計とされていた考えは概ね正しいようです。
また設計基準や部位によりコストが大幅に上下するケース
があり同じ経済設計にもコストに跳ね返る度合い(敏感度)
が違うということがわかりました。
特に基礎工事、木工事、屋根工事、外装工事など4項目
については敏感度が高くなり、この項目を設計時に十分
考慮することで無理のないコスト削減に繋がるようです。
*本編コスト検証はSUNCAD−ULTRA・W(サンキャド−
ウルトラダ・ブリュウ)を使い積算検証を行いました。
|
|