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      〜1棟590万円から建てられるコテージハウス〜

鰹建ワークス様の1番の特徴は独自開発された「コテージハウス」。
なんと1棟、590万円から建てられる合理化住宅を12年前から販売・施工されています。今ではコテージハウスを賃貸住宅として建てるオーナー様が増え、需要が高まり、供給が追いつかない状況。
平成20年度は賃貸用コテージハウスだけで50棟以上受注があり、建築前には入居者が決まってしまう、人気の賃貸物件になっています。
そんな匠建ワークス様にお邪魔して、戸建賃貸の成功のカギとなる「建築コストの合理化」になぜSUNCADが必要とされたのかお聞きしてきました。
写真右が塚原社長、写真中がSUNCAD担当の塚原さん、左は主任の田邊さんです。
 
 もくじ
   
   1. 人口8万人の田舎町で、年間50棟以上受注できる理由
   2. 消費者心理をつかむドラッグストア理論とは?
   3. コテージハウスが590万円で建てられるヒミツ
   4. なぜSUNCADが建築コストを削減に必要なのか
   5. コテージハウスを全国に広める理由とは?
   6. 塚原社長の想い
   


 ■ 人口8万人の田舎町で、年間50棟以上受注できる理由


―コテージハウスは全国でも戸建賃貸として有名ですが、塚原社長が合理化住宅を開発された
 何かきっかけみたいなものがあれば教えてください。


塚原社長:私が匠建ワークスを設立した当初は、注文住宅と公共の仕事を少しするようなどこにでもある工務店でした。会社を大きくしようとがんばり設立から5年目で売り上げ高が9億円になるまでになったんです。しかし売り上げとは反対に利益は2千万円の赤字経営。必死になって働いて会社は大きくなったけれど、私の給料は年々減っていきました(笑)
当時は、和風建築中心の技術が売りの工務店でしたが、競合他社も同じような工務店が多く「同じことをしていては生き残れない」と感じ「他社とは違う何か」を模索するようになりました。

そこで私どもが考えたのは、

    1.小さくても利益が高い建物 2.消費者が欲しいと思う価格の実現 3.売れる商品を持つこと

商売として考えれば、物件は大きいが「利益が薄い家」を建てるより、小さくても「利益率が高い家」を建てたほうが効率がいいし儲かる。また注文住宅はお客様の要望を聞いて建てる言わば「下請け」になるため利益が薄くなるが、「商品」を持って「メーカー」になることでニーズの合う消費者だけと商売ができ利益が出せると考えたんです。

「戸建賃貸」もいまでは認知度が高くなっていますが、戸建賃貸という言葉がない時代から私どもは建てています。
当時、利回り10%を超えるような収益物件はなかったし、戸建てのニーズが高く、あっという間にオーナー様の支持を得ました。


―それにしても590万円は安すぎませんか?本当にこの価格で家が建つのですか。

塚原社長:〜じつはその疑問がわたしの狙いなんですよ。コテージハウスを開発した当初は「本当にこの値段でたつんですか?」っていう問い合わせが殺到しましたから。全国の同業者からも電話があったり、岐阜までこられたりして(笑)

本当にたつんですよ。家を建てるのを諦めていた方が「この値段なら自分の収入でもたてられる」ってそう思う、だから
価格は590万円でないとだめなんです。




鰹建ワークス様のホームページに掲載されている「コテージハウス価格表」
18〜36坪まで63通りのタイプがあり、25坪タイプでも630万円とビックリ価格。


 ■ 消費者心理をつかむドラッグストア理論とは?
 

―「意外にも」と言ったら失礼ですが、1500〜3000万の注文住宅の受注も好調のようですね?
 


 


塚原社長:ほんと失礼(笑)。
私どもが建てている家は、安い家ばかりではないですよ。
早く言うと「ドラッグストア」の販売戦略といっしょなんです。店先に並んでいる「目玉商品」、言わば「トイレットペーパー」が「コテージハウス」です。消費者は「目玉商品」に立ち止まり、奥に並んでいる店側が「売りたい商品」もいっしょに買ってゆく。
昔は、「売りたい商品」「高級な家」を真っ先に店先に並べて宣伝していました。それでは消費者は見向きもしない。
「目玉商品」があるからこそ、私どもが「本当に売りたい商品」が売れるようになるんです。
 ■ コテージハウスが590万円で建てられるヒミツ


―ちょっとした疑問なんですが、どこの工務店さんでも590万円で建てられるものですか?

塚原社長:ちょっと頑張れば、すぐに建てられますよ。コテージハウスは建物自体が合理化されていますから。
例えば、コテージハウスの2階は桁高が1,000〜2000、要するに小屋裏なんです。理論上、大工手間も2分の1。工期も一般住宅とまったく違う。しかも戸建賃貸の場合、3戸毎、4戸毎、同じ建物が同時進行で建てられるのでさらに安くできるんです。

―そんなヒミツがあったんですね。でも知られたら真似されるのでは?

塚原社長:それは大丈夫です。コテージハウスのヒミツはそれだけではないし、安く建てるためには「準備」が必要です。合理的な建物ゆえに、その準備ができていない工務店さんは590万円で受注しては利益が合わないかもしれません。


 ■ なぜSUNCADが建築費の合理化に有効なのか


―SUNCADを導入した経緯についてお聞かせください。

塚原社長:コテージハウスは建物が小さいから、手で拾ってもそんなに手間じゃないんです。それよりも発注に必要な実面積を正確に拾い出せる専門ソフトがほしくてSUNCADを導入したんです。拾った数量がそのまま発注できるソフトがあれば担当によって積算が違うとか、利益率が違うってこともなくなる。機械が正確なら、人間はそんなに正確でなくてもいいしね。
建築コストを削減するには、間違いなく「積算」が重要になります。拾った数量がそのまま発注できるので、担当者は実行予算を見ながら建築費の削減個所を追及できる。その結果をシステムに落とし込むことによってまた合理化につながる。SUNCADを導入してそのサイクルが確立したことで建築費の合理化に貢献しています。

―では「安く建てる準備」とは正確な発注の仕組みをつくることですか。

塚原社長:そうですね。それともうひとつ、建築会社の高コスト要因である「技術者の手作業」を減らすことが必要ではないでしょうか。木材の加工なんかはプレカットで省力化されていますよね、でも社内業務をみれば技術者が積算を手作業でおこなっている。これではコスト削減にはつながらない。うちでは年間100以上の積算を女性1人がしているし、技術者は施工の無駄を削減したり、業者との交渉に専念しています。


 ■ コテージハウスを全国に広める理由とは?


―社長、そういえば他府県でも「コテージハウス」の名前をよく聞きますが?


     都市型コテージハウス 
塚原社長:うちが建てているわけではありませんよ。コテージハウスのノウハウ提供をしてるんです。現在、全国で60社弱の工務店さんや不動産屋さんにコテージハウスを建ててもらってます。ノウハウを売って儲けようとゆうことではないんです、もうけるなら本業のほうが儲かりますから。
こんな時代ですから、不動産屋さんも残地が増えて困っておられたり、工務店さんも集客用の目玉商品がほしかったり、そんな方にコテージハウスのノウハウを使ってもらえたらと思って。私も昔おなじようなことで困ってましたから、私どものノウハウでよかったら提供したいと。


―なぜ、そこまでされるんですか?

塚原社長:想いの同じ工務店様にコテージハウスをぜひ建ててもらいたい。
コテージハウスが全国区になることで、広告が出せたり、仕入れが安くなったり。もちろん当社としてのメリットもありますが、1社でやるよりは想いの同じ企業が集まることで「面白いこと」ができるのではないかと。
先が見えないこんな景気ですから、いろんな企業が集まって情報交換や知恵を出し合うことも必要じゃないかと考えています。
もし興味のある同業者さんで、岐阜まで来ていただけるのならコテージハウスの施工現場をご案内します。その時はご一報ください。
  

熱く想いを語って頂いた、塚原社長



 本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。


  【 匠建ワークス様がお使いのシステム】
SUNCADーULTRA・W 新築積算システム 
 株式会社匠建ワークスWEB

※ 取材日時 2010年6月






 
 
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